須磨寺を語る上で欠かせないのが、源平合戦のエピソードです。
平安時代末期、日本の歴史を大きく動かした源氏と平氏の戦い。

その激戦のひとつ「一ノ谷の戦い」は、現在の神戸・須磨周辺で繰り広げられました。
その戦いの悲劇の象徴とも言えるのが、平家の若武者・平敦盛(たいらのあつもり)と、源氏の熊谷直実(くまがいなおざね)との一騎打ちです。
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須磨寺の境内には、この悲劇の記憶を今に伝える場所がいくつも残されています。
なかでも有名なのが、「平敦盛の首塚」。討たれた敦盛を弔うために建てられたとされ、今も多くの参拝者が静かに手を合わせる場所です。

また、須磨寺には「青葉の笛」が収蔵・展示されており、これは敦盛が戦に向かう前に吹いていたと伝えられるもの。
戦の最中にもかかわらず、笛を奏でるほどの風流心を持っていた敦盛の人柄が偲ばれ、その哀しさと美しさが多くの人の心を打ちます。
📖文学と須磨寺:文人たちの心をとらえた場所
須磨寺は、歴史好きだけでなく文学ファンにも見逃せない名所です。
平安の昔から、須磨は数々の歌人や文人に愛された土地でした。
境内には、与謝野晶子や松尾芭蕉といった著名な詩人・俳人の句碑が点在しています。
たとえば、与謝野晶子は須磨の風景と歴史に感動し、いくつもの詩を残しました。
芭蕉もまた、旅の途中に須磨を訪れ、源平の物語を偲びながら一句を詠んだと伝えられています。まさに、須磨寺は「文学と歴史が交差する場所」なのです。
📌豆知識:義経の腰掛けの松とは?
境内にはもうひとつ、歴史ファンにはたまらない「義経の腰掛けの松」と呼ばれる史跡があります。

一の谷の合戦後、源義経公はこの松に座って敦盛公の首と笛を実検したのだとか。
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